todo.txtでのタスク管理方法
仕事のタスク管理方法としてtodo.txtを利用しています。
これまでMicrosoft To Doといったタスク管理ツールを利用してきましたが、最近はこのシンプルなタスク管理方法が気に入っています。
todo.txtとは
todo.txtというテキストファイルでタスク管理を行います。
最も重要なルールは、todo.txtファイルの1行が1つのタスクになっていることです。 それ以外については細かいルールがありますが、どれを使うかは自由に選択ができます。
フォーマット
シンプルなルールですが、管理しやすいように少しアレンジしているところを紹介します。
ファイル
- マークダウン形式(
todo.md
)を使用 - GTDを参考にタスクを分類
# Waiting for - ボトルネックになりそうな他の人に依頼していたり、ウォッチしているタスク # Inbox - 新しく発生したタスク # My Day - 今日やるタスク # Important - 期日が決まっていたり、重要なタスク # Tasks - 次にやるタスク # Done - 完了したタスク
タスク
project
やdue date
の項目のみをカスタマイズして使用
- (プロジェクト)タスク 期日 - タスクに関連するリンクや補足情報
サンプル
このブログ記事を書くことをタスク管理した場合に、どのようになるかのサンプルです。
# Waiting for # Inbox # My Day - (B)todo.txtの使い方を書いている記事を参考に構成を考える # Important - (B)記事を投稿する 2021/12/06 # Tasks - (B)下書きを完成させる # Done - (B)todo.txtのルールが体系的にまとまっているページを探す - https://github.com/todotxt/todo.txt/blob/master/README.md - (B)タスク管理で心がけていることを書き出す 2021/12/02
タスク管理方法
- 今日やるタスクをMy Dayに移動する
- 完了したタスクはDoneに移動する
- 新しく発生したタスクはInboxに入れる
- 一旦自分の手から離れたが、気にかけておきたいタスクはWaiting forに入れて、定期的にチェックする
- 優先度に合わせてInboxからMy DayかTasks、Importantにタスクを入れる
- 2分以内に終わるタスクは、分類せずにその場で完了させる
心がけていること
todo.txtに限ったことではないですが、個人のタスク管理を行う上で心がけていることです。
- My Dayには達成できそうなタスクのみを入れる
- 1日の終わりにタスクが全て完了させて、前向きな気持ちにするため
- 不安のリストにしない
- タスクが明確になっていないものは、何をすれば気がかりや心配から開放されるかを書き出す
- 一時的なタスク置き場として利用する
- 長い間Doneにならないタスクがリストに残り続けるのは良くない傾向
- 個人のタスクとして持ち続けても、そのタスクは全く進まない
- URLを付けてチームの他のメンバーからも見えるようにすることで、タスクが進むようになる
- 長い間Doneにならないタスクがリストに残り続けるのは良くない傾向
todo.txtでタスク管理してみて
このタスク管理方法に切り替えてから、タスクを漏らしていたということが少なくなりました。
小さいタスクもこのファイルに残すようにしているので、あのタスクに関連したチケットってどれ?となった時にインデックスとしても利用できます。
サッとメモを残して後から整理するという自分のやり方に、1テキストファイルでタスクを管理する方法は合っているような気がします。